第1回 お座敷こんさあと

昨日、私の指導サークルを対象にした主に独奏を楽しむ「お座敷こんさあと」という企画を開催しました。畳の部屋で座布団を敷いて~。そう!まさしくお座敷です。

 

「上手に演奏しようと思うべからず!」「参加することに意義がある。とりあえず吹いてみよ。」「上手いだの下手だの言うべからず」など、音楽そのものを楽しんでもらう為のこころえを守れる方のみ参加できる、という企画です。 (こころえを考えてくれたのは、ピアノの高橋明治さん) 

 

まずは最初だし、10人くらいでこじんまりでも良いので出来ればと思い、とりあえずは30人募集しましたが、演奏しないで聴くだけの方も含め、集まったのは40人近く!! その「こころえ」で、みなさんの肩の荷が下りたようなのです。

 

第一部は、「音楽寺子屋」と称して高橋明治さんに音楽のお話(写真↑↑)。マイナー、メジャーのお話や、鍵盤を使ってリズムや響きの聴き取り等、ハーモニカに通ずるお話を、分かりやすく楽しく教えていただきました。皆さんの表情は真剣そのもの、時には爆笑(笑)しながら、一時間の講義はあっという間に終了しました。

 

そしてお待ちかねの第二部。ご自分の好きな曲を一曲ずつ演奏していただきました。

独奏の方、二重奏の方、ピアノ伴奏の方、カラオケ伴奏の方、…何でもありです。

ハーモニカ暦やら上手い下手は、もちろん無しです。

終了後は、みなさん最高な笑顔で帰っていきました。

これがまさに音楽を楽しむということなんですよね。

 

普段のサークル指導で、思っていたこと。みんな、心から楽しんでくれているのかな…と。毎年お決まりの教室発表会は、サークル単位で合奏形式。大きなホールで緊張したりもして、あっという間に終わってしまう。普段の練習も少しずつ指導法の工夫はしているけれど、発表会間近になればなるほど、決まった合奏曲を繰り返し練習するのみです。 

 

今回の企画は、帰り際の皆さんの笑顔で答えが出ました。大成功!アマチュア音楽は、楽しくないとですね。

 

いつかは、だんだんに対象を柳川教室よりも範囲を広げて、もっと自由に楽しんでもらえればと思います。

さて、明日から自分の練習もしないと!!(汗)